コラム

 公開日: 2017-07-13 

家を買おうかな、と思ったら⑤金融機関のおススメが一番良いローンではない

引き続き、今回もローンの新規借り入れについてです。
今回のお話はお客様にも一番びっくりされることが多い金融機関のおススメするローンのお話です。
今回を入れてあと2回!
全部読めば住宅を購入する時はばっちりではないでしょうか。

お急ぎの方は問い合わせからご相談いただければと存じます。
(初回45分は無料相談です。無料だけでも遠慮なくご利用ください)


6つの注意点の今日は5つ目です。
①『買い時だから』は危険!
②今の家賃+住宅のための貯蓄=毎月の返済可能額ではない!?
③ローン『今返せる額』ではなく『返済完了まで問題ない額』を
④返済プランによって組むべきローンは変わる
⑤金融機関のおススメが一番良いローンではない   ←今回はこちら
⑥団信特約加入の是非・保険の見直しは必須


住宅


⑤金融機関のおススメが一番良いローンではない


ローンを組んで家を買います、と言うとき必ずいくつかローンのシュミレーションを渡されます。
金融機関にはもっとたくさんの種類の住宅ローンがあるのに、
何故それを提示されるか考えたことありますか?

聞いたことはありませんが聞いたらきっとこう返ってくるでしょう。
「現時点で一番優遇がされているおススメのものだからです」
これを聞いたら、どう思いますか?



優遇が一番、はトータルコストが最も安いではないかも知れない


最も優遇があるのであれば一番良いだろう、と思うのではないでしょうか。
ただもう少し考えてみましょう。
何故、一番優遇されているでしょうか。

優遇幅が高いおススメとされているのは変動金利や固定金利でも固定期間が短いもの。
実は、金融機関としては金利の変動期間が長いものの方が契約して欲しいのです。

何故かというと変動だと金利が上昇した時に利息が増えるから。
利息=金融機関の利益ですので利益が多い方が良いですよね。

今は最低に近い低金利ですのでこれから金利は上がっていくでしょう。
固定期間で利益が最低水準になってしまうより少しでも
利益が増える可能性が欲しい、と考えていると考えられます。

逆に金利が高くなってこれから下がる、というときには固定期間が長いローンの方が
優遇がついておススメになるのではないでしょうか。



優遇の引下げ期間が短期のものと長期のものの違いは?


また、優遇金利が適用になる割合と期間の関係を見ると
短期間で優遇手厚いものと長期だけど薄いものがあります。
例に挙げると当初10年間3%引下げと35年間0.5%引下げ、の2種類です。

これは特に前者で「この金額だと返せますよね」というアプローチをするためのものです。
優遇期間が終わると同時に返済額が跳ね上がることがありますのでご注意ください。



まとめると


金融機関はボランティアではありません。
住宅ローンは商品です。
お金を貸してその分の利息を利益としています。
利益を確保しやすく、かつ借りられやすい組み立てをしているのが
金融機関のおススメです。

ローンを借りると買った物件は借りた金融機関の抵当に入ります。
金融機関は返せなくなったら物件の差し押さえが出来ますので
返してもらった方が良いですが返せなくなってもある程度の確保は出来ています。

返せる・返せないは金融機関にとって問題ではないのです。
販売に関わった不動産業者や工務店も同じく売るまでが仕事です。

有効な返済計画を立てるための情報源や相談先はくれぐれもご注意ください。


おススメ=自身に一番あったローンの場合も勿論ありますが
きちんと見極められるようになれることがベストではないでしょうか。

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